明善社のお葬式
お葬式の流れ
北九州での一般的なお葬式の流れをご紹介します。
もしもの事がおきたら
お葬式までの流れ
枕経
「臨終勤行」ともいう、本来は亡くなられる直前に枕元でお経を唱え、亡くなられる方が安心して臨終を迎えられる為のお経です。現在は病院で亡くなられる方が90%を超える為、自宅等に戻り次第、お寺様にお経を上げていただく事が多くなっております。
お通夜
葬儀の前に弔問客を招いて1時間から2時間程度の短時間で行われる儀式です。お通夜の流れは、「僧侶の読経、参列者の焼香、僧侶の法話、喪主の挨拶、通夜ぶるまい」という流れになります。
葬儀・告別式
お通夜の翌日に、葬儀・告別式を行います。お斎(おとき)【お別れの膳】は御葬儀の2時間前となっておりますので、ご親戚の方、お斎に付かれる方にはお斎の時間もご連絡されて下さい。着付けはお斎の前にお願いします。また、司会者との打合せがございます。その時に弔電、弔辞、ご挨拶される方の確認をさせていただきます。
火葬
葬儀・告別式の後に、火葬場へ移動し、ご遺体を火葬致します。場内は撮影禁止になっております。火葬場内には軽喫茶がありますので、そちらをご利用ください。 火葬場では1時間~1時間30分程度かかりますのでロビーでお待ちいただきます。
お葬式後の流れ
初七日法要
亡くなった日より数えて七日目に営む法要で、葬儀後、最初に行われる大事な供養です。北九州市では葬儀当日に初七日法要を執り行う方が多く、また、初七日法要後、精進上げをする事が一般的となっています。
精進上げ
元来、魚、肉などを絶ち精進した中陰の時期に区切りをつけ日常生活に戻る事を精進上げと言います。ただ最近では、遠くの親戚などへの振る舞いの席、集まってくださった親戚の方へのお礼の席の要素も強くなっています。
四十九日法要・百ヶ日法要
亡くなって次の世に生まれるまでの間の四十九日間を中陰と呼び、「四十九日法要」を以って満中陰を迎えるといいます。俗にいう「忌明け」「喪が明ける」の事です。 また、亡くなった日から百日後の法要を境に新たなる生活をスタートさせる区切りを意味する「百ヶ日法要」も行います。
初盆(新盆)法要
お盆は正式には、盂蘭盆会(うらぼんえ)と言いますが、故人様が亡くなられてはじめて迎えるお盆は初盆(新盆)と言います。四十九日を迎える前にお盆が来た場合は翌年が初盆となります。お盆にあたっては、仏壇・仏具を清め、精霊棚と呼ばれる、先祖を迎える祭壇を作ります。
一周忌
亡くなられて1年目の命日に行う法要で、翌年の命日で四十九日法要と同規模で営まれることが多いです。この一周忌は、年忌法要の中でも、特に重要とされている大切な法要です。また故人様の亡くなった月日を祥月命日といいます。
三回忌
年忌法要は、年回法要ともいい、一般に法事と呼ばれているものです。三回忌からは亡くなった年も含めて数え、七回忌、十三回忌、二十三回忌、三十三回忌と追善供養の法要を営みます。一般的に三回忌までは、家族や親族の方で執り行いますが、故人様と縁の深かった方々を招かれるケースもございます。