末後の水

(昔)
死にゆく者に対して、家族が枕元に寄って順番にその口元を水でうるおすことを「末後の水」あるいは「死(に)水」をとるといいます。新しい筆か、箸の先に脱脂綿を巻いて糸でしばり、それに水をふくませて、軽く口を湿らせます。
この作法は、本来死者の命が蘇ることを願って行うもので、死者に何かをしてあげたいという遺族の心情にふさわしい儀式といえるでしょう。
かつては臨終の間際に行われるものでした。

(今)
現在では息を引き取ったあとに行います。
もしくは行わないことが多くなっています。

日時: 2009年03月16日|カテゴリ:お葬式の今昔