(昔)
死にゆく者に対して、家族が枕元に寄って順番にその口元を水でうるおすことを「末後の水」あるいは「死(に)水」をとるといいます。新しい筆か、箸の先に脱脂綿を巻いて糸でしばり、それに水をふくませて、軽く口を湿らせます。
この作法は、本来死者の命が蘇ることを願って行うもので、死者に何かをしてあげたいという遺族の心情にふさわしい儀式といえるでしょう。
かつては臨終の間際に行われるものでした。

(今)
現在では息を引き取ったあとに行います。
もしくは行わないことが多くなっています。

日時: 2009年03月16日|カテゴリ:お葬式の今昔

(昔)
出棺の際、故人の使っていた茶碗を割る風習があります。
これは霊がこの世に戻らないように、迷わず死出の旅に出れるようにとの意味があります。
各地方ごとの風習であり、宗派によっては行いません。

(今)
現在では迷信的な要素も多いため、割られる方は少なくなりました。

日時: 2009年03月16日|カテゴリ:お葬式の今昔

(昔)
近親者がたらいの湯で洗っていました。また逆さ水(水の中に湯を注ぐ)を行い死に化粧をし、白装束を着せていました。

(今)
湯灌業者が湯灌の儀を行い、近親者は立ち会うというケースが多くなりました。また白装束のかわりに愛用していた服を着せることも多くなりました。
映画「おくりびと」の影響で納棺師または納棺の儀も一般化してきました。

日時: 2009年03月16日|カテゴリ:お葬式の今昔